à la lettre

ラカン派精神分析・精神病理学に関するいろいろ

『現代思想』2015年10月臨時増刊号と『精神看護』9月号に論考が掲載

 今週発売の『現代思想』2015年10月臨時増刊号の特集=安保法案を問うに、「戦後日本におけるヒステリーと強迫」という論考を寄せました。最近の唖然とせざるをえない政治状況をみながら考えていたことをまとめたものです。

現代思想 2015年10月臨時増刊号 総特集◎安保法案を問う
現代思想 2015年10月臨時増刊号 総特集◎安保法案を問う


 また、『精神看護』9月号には、「反-主体としてのオープンダイアローグ」という書論を寄せました。こちらは、医学書院から刊行された話題書『オープンダイアローグとは何か』をめぐる論考です。

精神看護 2015年 9月号 特別記事 オープンダイアローグは精神科医療に何をもたらすか/特集 精神看護学をどのように工夫して教えていますか?
精神看護 2015年 9月号 特別記事 オープンダイアローグは精神科医療に何をもたらすか/特集 精神看護学をどのように工夫して教えていますか?

 拙著『人はみな妄想する――ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』は、おかげさまで好評をいただき、8月に3刷に突入しました

 どうぞよろしくお願いいたします。