à la lettre

ラカン派精神分析・精神病理学に関するいろいろ

セミネール邦訳の頁数対照表

Jaは邦訳上巻、Jbは邦訳下巻、FrはSeuil版を示します。

S1『フロイト技法論』

邦訳頁数 Seuil版頁数 日付 表題
Ja3-9 Fr1-9 1953/11/18 セミネールの開講
      《抵抗の瞬間》
-29 -25 1954/01/13 Iフロイト技法論の検討への序言
-47 -37 1954/01/20-27 II抵抗の問題についての最初の発言
-63 -48 1954/01/27 III抵抗とさまざまな防衛
-85 -62 1954/02/03 IV自我と他者
-101 -73 1954/02/10 Vフロイトの『Verneinung〈否定〉』に関するジャン・イポリットの報告への序と解答
-117 -83 1954/02/17 VIディスクールの分析と自我の分析
      《想像的なものの局所論》
-141 -103 1954/02/24 VII想像的なものの局所論
-171 -123 1954/03/10 VIII狼!狼!
-189 -135 1954/03/17 IXナルシシズムについて
-205 -147 1954/03/24 X2つのナルシシズム
-229 -163 1954/03/31 XI自我理想と理想自我
-259 -182 1954/04/07 XII時間的‐発達史
      《心理学の彼岸》
Jb5-25 -198 1954/05/05 XIII欲望のシーソー
-43 -210 1954/05/12 XIVリビドーの波動
-65 -223 1954/05/19 XV抑圧の核
      《ミカエル・バリントの袋小路》
-73 -231 1954/05/26 XVIバリントについての最初の発言
-93 -244 1954/06/02 XVII対象関係と間主観的関係
-117 -258 1954/06/09 XVIII象徴的次元
      《転移におけるパロール》
-133 -279 1954/06/16 XIXパロールの創造的機能
-161 -286 1954/06/23 XXDe Locutionis Significatione
-181 -299 1954/06/30 XXI取り違えから現れる真理
-206 -316 1954/07/07 XXII分析の概念

S2『フロイト理論と精神分析技法における自我』

邦訳頁数 Seuil版頁数 日付 表題
      導入
Ja3-17 Fr11-21 1954/11/17 Iサイコロジーとメタサイコロジー
-39 -35 1954/11/24 II知、真理、意見
      快感原則の彼岸、反復
-63 -53 1954/12/1 III象徴的宇宙
-85 -69 1954/12/8 IV意識現象の唯物論的定義
-103 -82 1954/12/15 Vホメオスターシスと執拗さ
-127 -97 1955/1/12 VIフロイトヘーゲル、そして機械
-153 -113 1955/1/19 VII回路
      心的装置についてのフロイトのシェーマ
-169 -126 1955/1/26 VIII『草稿Entwurf』への導入
-189 -139 1955/2/2 IXエクリチュールの働き
-205 -150 1955/2/9 X『草稿』から夢判断へ
-223 -162 1955/2/16 XI検閲は抵抗ではない
-243 -175 1955/3/2 XII退行をめぐる困難
-267 -192 1955/3/9 XIIIイルマの注射の夢
-284 -204 1955/3/16 XIVイルマの注射の夢(完)
      象徴的なものの彼岸、象徴的なもの、あるいは小文字の他者から大文字の他者
Jb3-22 -221 1955/3/23 XV丁か半か,間主観性の彼岸
-27 -224 1955/3/30 XV補遺
-53 -240 1955/4/26 XVI『盗まれた手紙』
-79 -257 1955/5/12 XVII教えるものへの問い
-103 -274 1955/5/19 XVIII欲望,生そして死
-125 -288 1955/5/25 XVIV大文字の他者の導入
-143 -300 1955/6/1 XX対象化された分析
      フィナーレ
-169 -316 1955/6/8 XXIソジー
-203 -338 1955/6/15 XXIIパロールはどこにあるのか?ランガ―ジュはどこにあるのか?
-225 -354 1955/6/22 XXIII精神分析とサイバネティックス,あるいはランガージュの本性について
-263 -375 1955/6/29 XXIV A,m,a,S

S3『精神病』

邦訳頁数 Seuil版頁数 日付 表題
      精神病の問いへの序論
Ja3-23 Fr11-24 1955/11/16 I精神病の問いへの序論
-43 -37 1955/11/23 II妄想の意味
-69 54 1955/11/30 III大文字の他者と精神病
-95 68 1955/12/07 IV「私、豚肉屋から来たの」
      精神病現象の主題と構造
-115 -82 1955/12/14 V騙さない神、騙す神
-117 -84 1955/12/21 V補遺
-145 -102 1956/01/11 VI精神病現象とそのメカニズム
-167 -116 1956/01/18 VII想像的崩壊
-191 -131 1956/01/25 VIII象徴界のフレーズ
-213 -145 1956/02/01 IX無意味、そして神の構造
-237 -161 1956/02/08 X現実界におけるシニフィアンと叫びの奇跡
-263 -178 1956/02/15 XI原初的シニフィアンの拒絶
      シニフィアンシニフィエ
Jb3-23 -193 1956/03/14 XIIヒステリーの問い
-41 -205 1956/03/21 XIIIヒステリーの問い(2)「女であるとは何か」
-63 -220 1956/04/11 XIVシニフィアン、それはそれだけでは何も意味しない
-81 -231 1956/04/18 XV原初的シニフィアンと、そのうちのあるものの欠損
-95 -241 1956/04/25 XVI狂者の秘書
-109 -251 1956/05/02 XVII隠喩と換喩(1)「彼の麦束は欲深くなく、恨み深くもなかった」
-125 -262 1956/05/09 XVIII隠喩と換喩(2)シニフィアンの分節とシニフィエの転移
-151 -277 1956/05/16 XIX講演会フロイトの1世紀
      穴の周囲
-169 -291 1956/05/31 XX呼びかけ、暗示
-193 -306 1956/06/06 XXIクッションの綴じ目
-221 -320 1956/06/13 XXII「Tu es celui qui me suivras.君は私に就いてくる人だ。」
-239 -331 1956/06/20 XXIII街道と、「父である」というシニフィアン
-265 -347 1956/06/21 XXIV「Tu es君は」
-289 -363 1956/07/04 XXVファルスと大気現象

S4『対象関係』

邦訳頁数 Seuil版頁数 日付 表題
      対象欠如の理論
Ja3-21 Fr11-24 1956/11/21 イントロダクション
-43 -39 1956/11/28 対象欠如の三形態
-69 -58 1956/12/5 シニフィアン聖霊
-91 -75 1956/12/12 フラストレーションの弁証法
-115 -92 1956/12/19 「バンドリング」としての精神分析とその帰結
      欲望のいくつかの倒錯的な道
-137 -110 1957/1/9 ファルスの優位と若い同性愛女性
-165 -129 1957/1/16 『子供が叩かれる』と若い同性愛女性
-189 -147 1957/1/23 ドラと若い同性愛女性
      フェティシズムの対象
-207 -163 1957/1/30 ヴェールの機能
-227 -178 1957/2/6 ファルスへの同一化
-252 -195 1957/2/27 ファルスと満たされない母
      ハンスの恐怖症の観察記録における神話の構造
Jb3-23 -214 1957/3/6 エディプス・コンプレックスについて
-45 -230 1957/3/13 去勢コンプレックスについて
-67 -247 1957/3/20 シニフィアン現実界
-93 -267 1957/3/27 神話は何の役に立つのか
-115 -284 1957/4/3 神話はどのように分析されるのか
-139 -301 1957/4/10 シニフィアンと機知
-161 -318 1957/5/8 二つの回路
-183 -335 1957/5/15 置換
-205 -352 1957/5/22 変形
-229 -370 1957/6/5 母のパンツと父親不在
-255 -387 1957/6/19 ゴム製論理の試み
-285 -408 1957/6/26 「女なしで私に子供が与えられます」
-320 -435 1957/7/3 ハンス・フェティッシュから鏡の中のレオナルドへ

S5『無意識の形成物』

邦訳頁数 Seuil版頁数 日付 表題
      機知のフロイト的諸構造
Ja3-27 Fr9-25 1957/11/6 Iファミリオネール
-59 -45 1957/11/13 IIファ・ミリオネール
-89 -64 1957/11/20 IIIミッリオネール
-117 -81 1957/11/27 IV金の子牛
-145 -100 1957/12/4 V意味の少なさと意味のなさ
-175 -119 1957/12/11 VI馬は下がれ!
-207 -139 1957/12/18 VII不条理の女
      去勢の論理
-233 -159 1958/1/8 VIII〈父の名〉の排除
-261 -178 1958/1/15 IX父性隠喩
-287 -196 1958/1/22 Xエディプスの三つの時
-311 -212 1958/1/29 XIエディプスの三つの時(2)
-339 -232 1958/2/5 XII快感と現実におけるイメージからシニフィアン
-364 -248 1958/2/12 XIII快感原則の彼方にある幻想
      ファルスのシニフィアン
Jb3-29 -268 1958/3/5 XIV欲望と享楽
-57 -286 1958/3/12 XV少女とファルス
-79 -301 1958/3/19 XVI理想の記章
-103 -317 1958/3/26 XVII欲望の諸定式
-127 -334 1958/4/16 XVIII症状の仮面
-155 -351 1958/4/23 XIXシニフィアン、横線、ファルス
      神経症の臨床と治療における欲望と要求の弁証法
-179 -370 1958/4/30 XX肉屋の女房の夢
-203 -385 1958/5/7 XXI「静かな水」の夢
-229 -403 1958/5/14 XXII〈他者〉の欲望
-257 -421 1958/5/21 XXIII強迫症者とその欲望
-281 -438 1958/6/4 XXIV転移と暗示
-307 -455 1958/6/11 XXV治療におけるファルスの意味作用
-331 -472 1958/6/18 XXVI欲望の回路
-359 -490 1958/6/25 XXVII症状によって外に出ること
-385 -507 1958/7/2 XXVIII汝は汝が憎む者なり
-393 -518 - 補遺(A欲望のグラフ、Bシェーマについての説明)

S7『精神分析の倫理』

邦訳頁数 Seuil版頁数 日付 表題
Ja1-21 Fr9-24 1959/11/18 I我々のプログラム
      <もの>の導入
-48 -44 1959/11/25 II快楽と現実
-61 -53 1959/12/02 III『草稿Entwurf』の再読
-84 -70 1959/12/09 IV「ものdas Ding」
-105 -86 1959/12/16 V「ものdas Ding」(II)
-127 -102 1959/12/23 VI道徳的法則について
      昇華の問題
-150 -119 1960/01/13 VII諸欲動とルアー
-171 -137 1960/01/20 VIII対象と<もの>
-191 -152 1960/01/27 IX「無からex nihilo」の創造について
-209 -165 1960/02/03 X余白の短い注釈
-233 -184 1960/02/10 XIアナモルフォーズする宮廷愛
-242 -190 1960/03/02 XIIベルンフェルト批判
-249 -194 1960/03/09 補遺
      享楽のパラドックス
Jb3-20 -209 1960/03/16 XIII神の死
-38 -223 1960/03/23 XIV隣人愛
-60 -239 1960/03/30 XV侵犯の享楽+挿話(4/27)
-78 -256 1960/05/04 XVI死の欲動
-97 -270 1960/05/11 XVII善の機能
-112 -281 1960/05/18 XVIII美の機能
      悲劇の本質――ソフォクレスの『アンティゴネ』への注釈
-135 -298 1960/05/25 XIXアンティゴネの輝き
-156 -312 1960/06/01 XXこの戯曲の組み立て
-177 -329 1960/06/08 XXI二つの死の間におけるアンティゴネ
-183 -333 1960/06/15 補遺
      精神分析の悲劇的次元
-203 -348 1960/06/22 XXII幸福の要求と精神分析の約束
-218 -358 1960/06/29 XXIII精神分析の道徳的諸目標
-241 -375 1960/07/06 XXIV倫理の諸パラドックス―あるいは「汝は汝の欲望に従って行動したか」

S11『精神分析の四基本概念』

邦訳頁数 Seuil版頁数 日付 表題
J1-19 Fr7-17 1964/1/15 I破門
      無意識と反復
-35 -30 1964/1/22 IIフロイトの無意識と我われの無意識
-53 -41 1964/1/29 III確信の主体について
-69 -51 1964/2/5 IVシニフィアンの網について
-87 -62 1964/2/12 Vテュケーとオートマトン
      対象「a」としての眼差しについて
-103 -74 1964/2/19 VI目と眼差しの分裂
-119 -84 1964/2/26 VIIアナモルフォーズ
-137 -96 1964/3/4 VIII線と光
-159 -109 1964/3/11 IX絵とは何か
      転移と欲動
-177 -122 1964/4/15 X分析家の現前
-193 -135 1964/4/22 XI分析と真理、あるいは無意識の閉鎖
-211 -146 1964/4/29 XIIシニフィアンの列の中の性
-229 -157 1964/5/4 XIII欲動の分解
-247 -169 1964/5/13 XIV部分欲動とその回路
-269 -182 1964/5/20 XV愛からリビドーへ
      <他者>の領野、そして転移への回帰
-289 -195 1964/5/27 XVI主体と<他者>――疎外
-309 -208 1964/6/3 XVII主体と<他者>(II)――アファニシス
-329 -220 1964/6/10 XVIII知っていると想定された主体、最初の双数体、そして善について
-353 -234 1964/6/17 XIX解釈から転移へ
      セミネールを終えるにあたって
-372 -248 1964/6/24 XX君の中に、君以上のものを
-381 -254 1973/1/1 後記