à la lettre

ラカン派精神分析・精神病理学に関するいろいろ

2005-01-10から1日間の記事一覧

分析の四者関係論=シェーマL

患者と分析家の二者の想像的関係に基づく自我心理学の技法に対して、ラカンは分析状況は四者関係である、ということを指摘し、その理解のためにシェーマLを導入する(S2-Jb117)。まず、Sとaであるが、これは主体と自我である。日常語において使う「私」と…