当研究室では、現代フランス精神分析思想における諸々の横断的・学際的な研究を活性化させるため、さまざまな分野の研究者・臨床家を招いた連続研究会を開催いたします。今回は、精神分析家ジャック・ラカンの第二の主著と呼ばれる『Autres écrits(他のエクリ)』を主なテーマとして取り上げ、それぞれの角度から検討してまいります。
ご興味のある方は、ふるってご参加ください。いずれの会も、参加無料です(どなたでもご参加いただけます)が、土曜日にあたり建物のドアが閉まっている都合上、お越しの際は必ず定刻にお集まりくださいますよう、お願いいたします。
また、ご参加の方は『Autres écrits』のテクストをお持ちくださるようにお願いいたします。
第一回研究会「Autres écritsを読む——哲学の視点から」
2018年10月27日(土)14時~ 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム3
司会:松本卓也(京都大学)
提題者:佐藤朋子(金沢大学)、工藤顕太(早稲田大学)
討論:向井雅明(精神分析相談室)
第二回研究会「Autres écritsを読む——心理臨床と精神医療史の視点から」
2018年11月17日(土)14時~ 京都大学人間・環境学研究科棟3F323教室
司会:松本卓也(京都大学)
提題者:春木奈美子(京都大学)、上尾真道(京都大学)
討論:向井雅明(精神分析相談室)
第三回研究会「Autres écritsを読む——思想史と精神病理学の視点から」
2018年12月15日(土)14時~ 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム2
司会:松本卓也(京都大学)
提題者:信友建志(鹿児島大学)、松本卓也(京都大学)
討論:向井雅明(精神分析相談室)
※本研究会は、平成30年度伊藤忠兵衛基金の助成を受けた課題「メンタルヘルス時代の新たな学際的研究における現代フランス精神分析思想の役割」の一環として開催されるものです。問い合わせ等は、こちらまでお願いいたします。