4月27日発売の『現代思想』2015年5月号(特集=精神病理の時代)で、内海健さん、千葉雅也さんと一緒に行った「自閉症スペクトラムの時代 現代思想と精神病理」という鼎談を掲載していただいています。
本鼎談では、拙著『人はみな妄想する――ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』の執筆の背景からはじまり、千葉雅也さんの『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』とのある種の近さについて、そして現代のメンタリティについて、等など様々な論点が議論されています。その他の論考も、とても興味深いものばかりです。
『人はみな妄想する』の副読本として、そして、精神病理と現代思想のあいだで行われている思考のカタログとしてご覧になっていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
http://www.seidosha.co.jp/index.php?9784791713004