2月8日発売の『atプラス』19号(太田出版)に、「現代ラカン派の諸論点――ジャック=アラン・ミレールの議論を中心に」という論考を書いています。
「父」の衰退、普通精神病、セクシュアリティの変化、症状からサントームへ、性別化の式といった話題をジャック=アラン・ミレールの議論を中心に紹介しています。どうぞよろしくお願い致します。
http://www.ohtabooks.com/publish/2014/02/08161008.html
また、学術論文としては日本ラカン協会の『I.R.S.-ジャック・ラカン研究-』11号に、「フロ イト=ラカンのうつ病論:Aktualneuroseをめぐって」という論考を書いています。2012年の同協会のワークショップでの発表の活字化ですが、ラカンのデプレッション論や、「怠惰」の神学とラカン理論の関係、「うつ」をめぐる表象文化論などについて加筆しています。