1月27日発売の『現代思想』2014年2月号に、「宮廷愛から神の愛へ キルケゴールとラカン」という論考を書いています。ラカンのキルケゴールへの言及をたどりながら、不安や愛の問題についてのラカンの理論的変遷について述べました。最終的には、セミネール『アンコール』におけるわずかなキルケゴールへの言及の解釈に取り組んでいます。
なお、本特集号は昨年11月末に行われたワークショップの活字化です。他の寄稿者の方々も豪華メンバーで、ワークショップの際にはすばらしい発表が行われていました。青土社のサイトで目次がご覧になれます。どうぞよろしくお願いいたします。