à la lettre

ラカン派精神分析・精神病理学に関するいろいろ

『文學界』2015年7月号に寄稿

今週発売の『文學界』2015年7月号の特集=「反知性主義」に陥らないための必読書50冊に、フロイト『人はなぜ戦争をするのか』の短い紹介文を寄稿しています。 「人はなぜ戦争をするのか」という問いが、この国においても喫緊のものになりつつある昨今は、こ…

トークイベント「精神分析と当事者研究はどう接続するのか」開催のお知らせ

来週6月10日(水)に、ジュンク堂書店池袋本店にてトークイベント「『人はみな妄想する』刊行記念 精神分析と当事者研究はどう接続するのか」が開催されます。 私と、『リハビリの夜』『発達障害当事者研究』など多数の著作がある小児科医・熊谷晋一郎さんと…

『人はみな妄想する』重版のお知らせ&修正箇所一覧

拙著『人はみな妄想する――ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』ですが、おかげさまで好評をいただき、先日、重版いたしました。先週から、徐々に2刷が店頭に出回っているはずです。人はみな妄想する -ジャック・ラカンと鑑別診断の思想- 初版にみられた誤植な…

東京堂書店選書フェア&トークイベントのお知らせ

神保町の東京堂書店さんで、4月27日(月)より『nyx(ニュクス)』『人はみな妄想する――ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』の刊行記念として、選書フェア「いま読まれるべきラカン」が開催されます。5月末までフェア展開中です。 30冊弱、選書してコメント…

『現代思想』5月号に寄稿

4月27日発売の『現代思想』2015年5月号(特集=精神病理の時代)で、内海健さん、千葉雅也さんと一緒に行った「自閉症スペクトラムの時代 現代思想と精神病理」という鼎談を掲載していただいています。 本鼎談では、拙著『人はみな妄想する――ジャック・ラカ…

『人はみな妄想する――ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』刊行のお知らせ

(4/23追記)書店の店頭に並び始めました。通販サイトの在庫検索は、こちらをお使いください。引き続き、どうぞよろしくお願いします。 このたび、青土社さんより『人はみな妄想する――ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』という単行本を刊行することになりま…

「第4回 東京精神分析サークル主催コロック」のお知らせ

第4回 東京精神分析サークル主催コロックのお知らせ日時: 平成27年3月21日(土・祝) 10時-18時 場所: 駒澤大学 246会館 7階(国道246号沿い)参加無料、事前登録不要(どなたでもご参加できます) この度、東京精神分析サークルでは、河野一紀氏の『こと…

「第3回「精神分析と倫理」研究会――「発達障害」:社会と臨床のつなぎ」のお知らせ

下記の公開研究会が開催されます。ご興味のある方はどうぞお越しください。 私は司会をする予定です。 第3回「精神分析と倫理」研究会――「発達障害」:社会と臨床のつなぎ 日時:2015年3月14日(土)13:00〜18:00 会場:立命館大学衣笠キャンパス 学而館2…

『nyx』と『労働と思想』に寄稿しました

(2/25追記)下記の2冊ですが、amazonでも購入できるようになりました。引き続きどうぞよろしくお願いします。 (2/10追記)下記の2冊ですが、amazonでは購入できないようになっていますが、版元ドットコムなどで通販できるようです。また、各地の書店でも店…

『現代思想』2月号に寄稿

1月26日発売の『現代思想』2015年2月号(特集=反知性主義と向き合う)に、「反知性主義の秘かな愉しみ――現代ラカン派の集団心理学Ⅱ」という論考を書いています。 『atプラス』21号に寄せた論考の続編のようなもので、昨今の政治状況について「象徴界のフラ…

「第2回「精神分析と倫理」研究会――「発達障害」論の深化のために」のお知らせ

下記の公開研究会が開催されます。ご興味のある方はどうぞお越しください。 私は「ラカン派における自閉症論」をお話する予定です。 第2回「精神分析と倫理」研究会――「発達障害」論の深化のために 日時:2014年12月13日(土)13:00〜18:00 会場:立命館大…

『思想』2014年12月号に寄稿

本日発売の『思想』1088号(岩波書店)に、「ヴェリテからヴァリテへ――ラカン-デリダ論争を再考する――」という論考を書いています。 本号は、ジャック・デリダ没後10周年の特集で、私のものは、「真理」という観点からラカンとデリダの論争を捉え直す論考で…

シュレーバーの金銭問題

ダニエル・パウル・シュレーバー(以下「シュレーバー」)についての伝記的情報は、ニーダーランド(1959a,1959b,1963他)、イスラエルス(1989)、ロセイン(1992)らによる実証的資料に基づいた研究や、バウマイヤー(1956)によるシュレーバーのカルテの発見によ…

『図書新聞』3175号に寄稿

本日発売の「図書新聞」3175号に「フロイトに学ぶ反差別運動」という短いエッセイを書きました。これは「ヘイトスピーチ・レイシズムを考える」という隔週で連載されているリレーエッセイのなかの記事のひとつです。紙面でも、Web上でも読めるようです。詳細…

『atプラス』21号に寄稿

8月8日発売の『atプラス』21号(太田出版)に、「レイシズム2.0?――現代ラカン派の集団心理学」という論考を書いています。 フランスのヘイトスピーチ・コメディアンであるデュードネの騒動や、本邦における在特会らのヘイトスピーチ・デモを、エリック・ロ…

「第1回「精神分析と倫理」研究会――「発達障害」をめぐって」のお知らせ

下記の公開研究会が開催されます。ご興味のある方はどうぞお越しください。 私もコメンテーターとして少し話すようです。 第1回「精神分析と倫理」研究会――「発達障害」をめぐって 日時:2014年7月19日(土)13:00〜18:00 会場:立命館大学衣笠キャンパス …

『図書新聞』3161号に寄稿

本日発売の「図書新聞」3161号に筒井康隆『創作の極意と掟』(講談社)の書評を書きました。10代の頃に読みふけり、もちろん今でも尊敬する作家の書評を書くという機会は、なかなか楽しいものでした。詳細は、下記の図書新聞さん、e-honさんのサイト等をご覧…

『現代思想』5月号に寄稿

4月28日発売の『現代思想』2014年5月号(特集=精神医療のリアル DSM-5時代の精神の〈病〉)に、「DSMは何を排除したのか? ラカン派精神分析と科学」という論考を書いています。 DSMの成立と精神分析の歴史をたどりながら、操作的診断とラカン派における診…

「第3回 東京精神分析サークル主催コロック」のお知らせ

第3回 東京精神分析サークル主催コロックのお知らせ日時: 平成26年3月9日(日) 10時-18時 場所: 駒澤大学 246会館 7階(国道246号沿い)参加無料、事前登録不要(どなたでもご参加できます) このたび東京精神分析サークルでは、昨年度に引き続き、ラカン…

『atプラス』19号に寄稿、その他

2月8日発売の『atプラス』19号(太田出版)に、「現代ラカン派の諸論点――ジャック=アラン・ミレールの議論を中心に」という論考を書いています。 「父」の衰退、普通精神病、セクシュアリティの変化、症状からサントームへ、性別化の式といった話題をジャッ…

『現代思想』2月号に寄稿

1月27日発売の『現代思想』2014年2月号に、「宮廷愛から神の愛へ キルケゴールとラカン」という論考を書いています。ラカンのキルケゴールへの言及をたどりながら、不安や愛の問題についてのラカンの理論的変遷について述べました。最終的には、セミネール『…

『図書新聞』3143号に寄稿、その他

本日発売の「図書新聞」3143号に立木康介さんの『露出せよ、と現代文明は言う』(河出書房新社)の書評を書きました。書評内にも書きましたが、フロイト『文化の中の居心地悪さ』の現代版として読まれるべき力作評論です。詳細は、下記の図書新聞さんのサイ…

POSSE 21号に寄稿

本日発売のPOSSE 21号に、「ラカンと労働と「うつ」――4つのディスクールと資本主義」 を寄稿しています。セミネール16巻、17巻あたりの議論を中心に4つのディスクール、資本主義のディスクールについて述べています。POSSE vol.21: "自立"を促す社会のゆく…

11月29-30日「現代思想の源泉としてのキルケゴール」、12月1日「日本ラカン協会大会」のお知らせ

11月29日(金)、30日(土)に、高崎経済大学の國分功一郎先生のゼミの主催で「現代思想の源泉としてのキルケゴール ──生誕200周年記念ワークショップ」という催しがあります。私は「ラカンにおける「反復」と「不安」の概念」という演題で二日目に登壇する…

『図書新聞』3133号に寄稿

今週末発売の「図書新聞」3133号にブルース・フィンク『後期ラカン入門』(村上靖彦監訳、小倉拓也訳、塩飽耕規訳、渋谷亮訳)の書評を書きました。詳細は、下記の人文書院さんのWebサイト、および図書新聞さんのサイトをご覧ください。http://www.jimbunsho…

「こころの科学」172号(特集=暴力の心理)に寄稿

日本評論社さんから本日発売になった「こころの科学」172号(特集=暴力の心理)に「暴力の精神分析」を寄稿しています。フロイト、クライン派から、ラカンの初期の攻撃性論文、犯罪学論文までを解説しています。どうぞよろしくお願いします。暴力の心理 (こ…

講演会のお知らせ(9/28)

今月末(9/28)に、早稲田大学で講演会を行います。早稲田大学現代文学会の企画で、早稲田大学フランス語フランス文学コース共同開催となっています。演題:『〈書くこと〉の病――ラカン、ドゥルーズ、ルイス・キャロル』 日時: 2013年9月28日(土) 開場15:…

夏の終わりと「排除」

最近、だいぶ涼しくなった。とくに朝晩は気温が低く、もう夏も終わりという感じである。 ところで、秋になると「夏が過ぎ去った」と言う。この表現は流行歌のなかでは恋の終わりを表現したりもする。秋は――その定義のうちに、というと大げさだが――「夏の不在…

『文學界』2013年9月号、『図書新聞』3122号に寄稿

『文學界』9月号(文芸春秋社)に「言葉を失うことについて」というエッセイを寄稿しました。高橋源一郎の初期作品についての小論です。どうぞよろしくお願いします。 http://www.bunshun.co.jp/mag/bungakukai/文学界 2013年 09月号 [雑誌]文藝春秋 2013-08…

『現代思想』フェリックス・ガタリ特集に寄稿

現代思想 2013年6月号 特集=フェリックス・ガタリ 本日(5月27日)発売の『現代思想』2013年6月号(特集=フェリックス・ガタリ)に、拙論「人はみな妄想する ガタリと後期ラカンについてのエチュード」を寄稿しました。 近年のガタリ再評価の動きのなかで、…