à la lettre

ラカン派精神分析・精神病理学に関するいろいろ

『現代思想』と『季刊iichiko』に寄稿

10月末発売の2つの雑誌に寄稿しています。 『現代思想』 2018年11月号、特集は「「多動」の時代 ―時短・ライフハック・ギグエコノミー」ですが、私はADHDについて短い小論を書いています。現代思想 2018年11月号 特集=「多動」の時代 ―時短・ライフハック・…

千葉雅也氏との対談講演会「思弁的実在論と精神分析」開催のお知らせ

2018年11月29日(木)に、新刊『意味がない無意味』を刊行された千葉雅也氏をお招きし、対談形式の講演会「思弁的実在論と精神分析」を京都大学で開催いたします。入場無料、参加自由のイベントですので、ご興味のある方は奮ってお越し下さい。 詳細はポスタ…

連続研究会「Autres écritsを読む」開催のお知らせ

当研究室では、現代フランス精神分析思想における諸々の横断的・学際的な研究を活性化させるため、さまざまな分野の研究者・臨床家を招いた連続研究会を開催いたします。今回は、精神分析家ジャック・ラカンの第二の主著と呼ばれる『Autres écrits(他のエク…

『発達障害の精神病理1』に寄稿

先日発売になった『発達障害の精神病理1』に「自閉症スペクトラムと〈この〉性」を寄稿しています。本論集は、あの「分裂病の精神病理」シリーズを引き継がんとする意志をもって始められたもので、今のところ3年間の継続が予定されているようです。 拙論で…

『思想』2018年9月号刊行のお知らせ

『思想』2018年9月号(8月28日発売)では、「政治と精神分析の未来」と題する小特集が組まれています。 思想 2018年 09 月号 [雑誌]Posted with Amakuri at 2018.8.24岩波書店Amazonで詳細を見る本特集は、昨年の社会思想史学会でのセッションがもとになった…

8月4日朝カル新宿教室での講義

お知らせを忘れていましたが、8月4日(土)19時より、朝カル新宿で講義があります。お暇な方はどうぞお越しください。 ラカンを読む| 新宿教室 | 朝日カルチャーセンター

『思弁的実在論と現代について』ほか

千葉雅也さんの『思弁的実在論と現代について』が発売になりました。私は、第9章の「ポスト精神分析的人間へ」で対談相手として少しだけ登場しています。 以前『atプラス』30号で行った対談の再録ですが、第二部の「現代」パートの幅の広さの中に置かれると…

2018年上半期の3冊

いま出ている(7月14日)発行の『図書新聞』3360号(7月21日号)の読書アンケートに、次の3冊をあげています。それぞれの本についての短いコメントは紙面を御覧ください。どもる体 (シリーズ ケアをひらく)Posted with Amakuri at 2018.7.14伊藤 亜紗医学書…

大学院入試について

私の勤務する京都大学大学院人間・環境学研究科では、2018年9月12日、13日に大学院入試が行われます。当方の研究室での研究を希望される方は、下記の入試情報をよく見て出願してください。研究内容に関する事前の相談も歓迎します。 また、今年度からごく少…

『図書新聞』に対談が掲載

今週土曜(7月7日)発行の『図書新聞』3359号(7月14日号)に、東畑開人さんとの対談「ちょっと、垂直」が掲載されています。 先日の代官山蔦屋書店でのトークイベントからの採録で、東畑さんのご著者『野の医者は笑う』『日本のありふれた心理療法』、訳書…

『症例でわかる精神病理学』刊行

新刊『症例でわかる精神病理学』が誠信書房より刊行されます。症例でわかる精神病理学 本書は、京都大学での精神病理学の講義をもとにしたもので、それぞれの精神障害に対して、記述精神病理学、現象学的(人間学的)精神病理学、力動精神医学(精神分析)と…

新刊関連トークイベントのお知らせ

新刊に関連して、5月末に大阪と東京で2つのトークイベントが開催されます。 こちらは、5月27日(日)13:00~15:00に、大澤聡さんと梅田蔦屋書店にて。 real.tsite.jp こちらは、5月31日(木)19:00~21:00に、東畑開人さんと代官山蔦屋書店にて。 real.tsite.jp …

『〈つながり〉の現代思想』刊行

編著『〈つながり〉の現代思想——社会的紐帯をめぐる哲学・政治・精神分析』が明石書店より刊行されました。〈つながり〉の現代思想——社会的紐帯をめぐる哲学・政治・精神分析 本書は、「社会的紐帯」という術語を手がかりに、現代社会の「つながり」が孕む諸…

『現代思想』2018年4月号に寄稿

本日発売の『現代思想』2018年4月号(特集=現代思想の316冊)に、「「臨床と人文知」の協働を再起動する」を寄稿しています。私の原稿はブックガイドというか最近の興味関心のサマリーみたいになってますが、新学期にいろいろと勉強したい人には良い特集だ…

『STUDIO VOICE』412号に寄稿

本日発売の『STUDIO VOICE』412号に、「ふたつのファクト——当事者主権とエヴィデンス」というコラムを寄稿しています。HPVワクチン問題や「ジョン・マドックス賞」に触れています。 STUDIO VOICE vol.412 『享楽社会論』も、おかげさまでご好評いただいてお…

『文學界』4月号に寄稿

いま出ている『文學界』2018年4月号の特集=死ぬまでに絶対読みたい名著、に寄稿しています。フロイトの『精神分析入門』を紹介しています。文學界2018年4月号 新刊とあわせて、どうぞよろしくお願いします。 新刊は、まだ手に入りにくいという声もあるよう…

新刊『享楽社会論』の在庫状況

新刊『享楽社会論——現代ラカン派の展開』が刊行されました。おかげさまでご好評いただいておりますが、まだ一部地域では入手困難なようです。 通販や店頭で探される際には、下記のリンク先の情報をご参考になさってください。 →オンライン通販の在庫(Amazon…

新刊『享楽社会論』刊行&第7回東京精神分析サークルコロックのお知らせ

来月3月9日頃、新刊『享楽社会論——現代ラカン派の展開』が刊行されます。享楽社会論: 現代ラカン派の展開 これまでに発表してきた現代ラカン派の理論、臨床、政治をめぐる諸論文を増補改訂してまとめ直したものです。最新のラカン派の議論の状況を日本語で概…

『現代思想』2018年1月号に寄稿

本日発売の『現代思想』2018年1月号(特集=現代思想の総展望2018)に、信田さよ子さんとの対談「斜めに横断する臨床=思想」が掲載されています。 信田さんの来歴とアディクションアプローチ、さらにはオープンダイアローグやハームリダクションといった現…

2017年の6冊

現在発売中の『図書新聞』3332号の読書アンケートに今年の下半期に読んだ次の3冊を挙げています。コレクティフーーサン・タンヌ病院におけるセミネール 共依存の倫理―必要とされることを渇望する人びと― ハームリダクションとは何か 薬物問題に対する,あるひ…

『文學界』2017年12月号に寄稿

今週発売の『文學界』2017年12月号に、評論「健康としての狂気とは何か―ドゥルーズ試論」を書いています。ジル・ドゥルーズの『批評と臨床』に登場する「健康としての狂気」および「かもしれない(peut-être)」という概念に注目し、ルイス・キャロル、レー…

『STUDIO VOICE』411号に寄稿しました。

『STUDIO VOICE』411号に、「まなざしの忘却——脱エロス化する時代に」というエッセイを寄稿しました。「ゆらぐエロ ~ALTERNATIVE EROTICISM~」という特集の一部で、特に冒頭の対談は非常に刺激的なセクシュアリティ論になっています。 STUDIO VOICE vol.411

『1990年代論』に寄稿

河出書房新社から刊行される大沢聡(編)『1990年代論』に、「「ゼロ年代」の序章としての九〇年代の「心理」」を寄稿しました。『イマーゴ』、斎藤環、信田さよ子を論じています。 同書では、各ジャンルにおいて90年代とは何だったのかが個別に論じられ、ま…

『発達障害の時代とラカン派精神分析』に寄稿

晃洋書房から刊行された『発達障害の時代とラカン派精神分析―“開かれ”としての自閉をめぐって』に、「ラカン派精神分析における自閉症論」を寄稿しました。ラカンとラカン派の自閉症論をサマリーしています。 同書は、編者のお二人を中心に若手の総力を結集…

『中動態の世界』書評

今週土曜(5月27日)発行の『図書新聞』に、國分功一郎さんの『中動態の世界』の書評を書いています。 6300字ほどの小論考になっており、書籍の紹介から、精神病理学と中動態、依存症と非主意主義(ドゥルーズ)といった問題にも少々踏み込みました。ぜひご…

『文藝別冊 中井久夫』に寄稿

先週、河出書房新社から刊行された『文藝別冊 中井久夫』に寄稿しています。中井久夫 (KAWADE夢ムック 文藝別冊) 中井の統合失調症寛解過程論の形成を振り返りながら、「心のうぶ毛」という彼の概念を読み直すアイデアを素描しました。 豪華なムックになって…

『ラカニアン・レフト』&『表象』11号刊行のお知らせ

4月20日に、岩波書店よりヤニス・スタヴラカキス『ラカニアン・レフト』の拙訳(共訳)が刊行されます。ラカニアン・レフト――ラカン派精神分析と政治理論 スタヴラカキスは、すでに『ラカンと政治的なもの』でも知られている政治学者ですが、本書ではラカン…

『早稲田文学』に寄稿&2016年下半期の3冊

12月17日発売の『早稲田文学』2016年冬号の特集「からだにとって言語とは何か」に、「談話欲のゼロ度――「器官なき身体」に抗するラカン」というエッセイを載せています。早稲田文学 2016年冬号 (単行本) 同じく12月17日発売の『図書新聞』3284号の特集「下半…

『atプラス』30号(特集=臨床と人文知)の編集協力をしました

11月5日発売の『atプラス』30号の編集協力をしました。「臨床と人文知」という特集になっています。 寄稿者の皆様のおかけで、かなり面白い号にしあがりました。 精神病理学・精神分析・現代思想に関心がある方、ぜひお手にとってみてください。atプラス30詳…

『美術手帖』2016年10月号に寄稿

『美術手帖』2016年10月号(特集=サルバドール・ダリ)に、「ダリと精神分析」を寄稿しています。www.bijutsu.press美術手帖 2016年10月号