à la lettre

ラカン派精神分析・精神病理学に関するいろいろ

『atプラス』27号に寄稿

 現在発売中の『atプラス』27号に、前号(26号)のレビューエッセイを寄せています。どうぞよろしくお願い致します。

atプラス27(リニューアル特大号)
atプラス27(リニューアル特大号)

第5回東京精神分析サークル主催コロックは3月20日(日)に開催

下記情報が出ました。
詳細は、今後、東京精神分析サークルのWebサイトでおって発表される予定です。

「反-主体としてのオープンダイアローグ」が公開

 先日、雑誌『精神看護』に載せてもらった書評「反-主体としてのオープンダイアローグ」が、オンライン公開されました。オープンダイアローグは近年本邦でも大変注目されている精神疾患へのアプローチのひとつで、主体の問題を考えるにあたっても大きなヒントになるのではないでしょうか。

 下記から閲覧できます(「書評」のなかにあります)。
 医学書院/書籍・電子メディア/オープンダイアローグとは何か


 また、オープンダイアローグ関係では、ドゥルーズ=ガタリ研究の山森裕毅さんらが訳した論考「オープンダイアローグにおける対話実践の基本要素-よき実践のための基準-」の翻訳も公開されています。興味のある方はこちらもどうぞ。
 http://umassmed.edu/globalassets/psychiatry/open-dialogue/japanese-translation.pdf


オープンダイアローグとは何か
オープンダイアローグとは何か

「レイシズムの中の居心地悪さ」

 多文化間精神医学会の雑誌『こころと文化』第13巻2号の特集に寄稿した拙論を、本サイトに公開します。
 掲載版から少しだけ修正を加えていますので、もし引用などされる場合はご注意ください。

 なお、ヘイトスピーチレイシズムに関するより詳細な精神分析的理解に関しては、『atプラス』21号に書いています。また、その他の論点については、『図書新聞』3175号『図書新聞』3216号にも書いています。こちらもぜひ御覧ください。

atプラス21
atプラス21


レイシズムの中の居心地悪さ――「行動する保守」にみられる享楽の病理

1. 現代日本のレイシズム

 2013年の新語・流行語大賞のトップ10に「ヘイトスピーチ」という言葉が踊った。新聞やテレビをはじめとした各種マスコミでもヘイトスピーチに関する報道が行われ、この言葉は一気に知名度をあげた。ヘイトスピーチとは、直訳すれば「憎悪表現」となるが、その本質は差別扇動である。つまり、特定の民族や人種、あるいは障害者やホームレスなどのマイノリティ(社会的少数者)に対する差別を煽り、差別を助長するような発言のことをヘイトスピーチというのである。

 日本はいま、ヘイトスピーチの春である。なかでも、2007年の第一次安倍政権下で誕生した「在日特権を許さない市民の会」(通称、在特会)や、彼らと密接な関係をもつ団体によるヘイトスピーチ・デモの頻繁な開催が目立っている。彼らは「行動する保守」を自称し、数年前から街頭での排外主義的なデモ活動を行ってきた。しかし、目下の第二次安倍政権下における緊迫した東アジア情勢を背景として、彼らの「嫌韓」「嫌中」感情はますます高まり、2013年に入ると、コリアンタウンである東京・新大久保で頻繁にヘイトスピーチ・デモが開催されるようになった。

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『現代思想』2015年10月臨時増刊号と『精神看護』9月号に論考が掲載

 今週発売の『現代思想』2015年10月臨時増刊号の特集=安保法案を問うに、「戦後日本におけるヒステリーと強迫」という論考を寄せました。最近の唖然とせざるをえない政治状況をみながら考えていたことをまとめたものです。

現代思想 2015年10月臨時増刊号 総特集◎安保法案を問う
現代思想 2015年10月臨時増刊号 総特集◎安保法案を問う


 また、『精神看護』9月号には、「反-主体としてのオープンダイアローグ」という書論を寄せました。こちらは、医学書院から刊行された話題書『オープンダイアローグとは何か』をめぐる論考です。

精神看護 2015年 9月号 特別記事 オープンダイアローグは精神科医療に何をもたらすか/特集 精神看護学をどのように工夫して教えていますか?
精神看護 2015年 9月号 特別記事 オープンダイアローグは精神科医療に何をもたらすか/特集 精神看護学をどのように工夫して教えていますか?

 拙著『人はみな妄想する――ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』は、おかげさまで好評をいただき、8月に3刷に突入しました

 どうぞよろしくお願いいたします。

『図書新聞』3216号にエッセイが掲載

 本日発売の『図書新聞』3216号に、「レイシズム在日コリアンメンタルヘルスに与える影響の調査が必要である――国内にまぎれもないレイシズムが存在することを認めさせるには、客観的なデータが必要」というエッセイを寄稿しています。どうぞよろしくお願い致します。
 
http://www.toshoshimbun.com/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=3216&syosekino=8530

 書店でも購入できますし、下記のサイトから電子版も購入できます。また、新聞オンラインのサイトでは、一面が無料で閲覧できるようです。
http://www.shimbun-online.com/latest/toshoshimbunbookreview.html
http://www.e-shinbun.net/toshoshimbun/?adcode=OFTS9900ID01

『図書新聞』3213号に対談が掲載

 本日発売の『図書新聞』3213号の1-2面に、向井雅明氏との対談「本格的なラカニアンの到来」が掲載されています。拙著『人はみな妄想する』のこと、DSM批判、向井先生との出会い、東京精神分析サークルのこと等について話しています。
 どうぞよろしくお願い致します。
 
http://www.toshoshimbun.com/books_newspaper/shinbun_list.php?shinbunno=3213

 f:id:lacanian:20150627103230j:plain

 書店でも購入できますし、下記のサイトから電子版も購入できます。また、新聞オンラインのサイトでは、一面が無料で閲覧できるようです。
http://www.shimbun-online.com/latest/toshoshimbunbookreview.html
http://www.e-shinbun.net/toshoshimbun/?adcode=OFTS9900ID01

 追記:こちらから読めるようになりました。
http://www1.e-hon.ne.jp/content/toshoshimbun_3213_1-1.html