à la lettre

ラカン派精神分析・精神病理学に関するいろいろ

『現代思想』2015年10月臨時増刊号と『精神看護』9月号に論考が掲載

 今週発売の『現代思想』2015年10月臨時増刊号の特集=安保法案を問うに、「戦後日本におけるヒステリーと強迫」という論考を寄せました。最近の唖然とせざるをえない政治状況をみながら考えていたことをまとめたものです。

現代思想 2015年10月臨時増刊号 総特集◎安保法案を問う
現代思想 2015年10月臨時増刊号 総特集◎安保法案を問う


 また、『精神看護』9月号には、「反-主体としてのオープンダイアローグ」という書論を寄せました。こちらは、医学書院から刊行された話題書『オープンダイアローグとは何か』をめぐる論考です。

精神看護 2015年 9月号 特別記事 オープンダイアローグは精神科医療に何をもたらすか/特集 精神看護学をどのように工夫して教えていますか?
精神看護 2015年 9月号 特別記事 オープンダイアローグは精神科医療に何をもたらすか/特集 精神看護学をどのように工夫して教えていますか?

 拙著『人はみな妄想する――ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』は、おかげさまで好評をいただき、8月に3刷に突入しました

 どうぞよろしくお願いいたします。

『図書新聞』3216号にエッセイが掲載

 本日発売の『図書新聞』3216号に、「レイシズム在日コリアンメンタルヘルスに与える影響の調査が必要である――国内にまぎれもないレイシズムが存在することを認めさせるには、客観的なデータが必要」というエッセイを寄稿しています。どうぞよろしくお願い致します。
 
http://www.toshoshimbun.com/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=3216&syosekino=8530

 書店でも購入できますし、下記のサイトから電子版も購入できます。また、新聞オンラインのサイトでは、一面が無料で閲覧できるようです。
http://www.shimbun-online.com/latest/toshoshimbunbookreview.html
http://www.e-shinbun.net/toshoshimbun/?adcode=OFTS9900ID01

『図書新聞』3213号に対談が掲載

 本日発売の『図書新聞』3213号の1-2面に、向井雅明氏との対談「本格的なラカニアンの到来」が掲載されています。拙著『人はみな妄想する』のこと、DSM批判、向井先生との出会い、東京精神分析サークルのこと等について話しています。
 どうぞよろしくお願い致します。
 
http://www.toshoshimbun.com/books_newspaper/shinbun_list.php?shinbunno=3213

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 書店でも購入できますし、下記のサイトから電子版も購入できます。また、新聞オンラインのサイトでは、一面が無料で閲覧できるようです。
http://www.shimbun-online.com/latest/toshoshimbunbookreview.html
http://www.e-shinbun.net/toshoshimbun/?adcode=OFTS9900ID01

 追記:こちらから読めるようになりました。
http://www1.e-hon.ne.jp/content/toshoshimbun_3213_1-1.html

『文學界』2015年7月号に寄稿

 今週発売の『文學界』2015年7月号の特集=「反知性主義」に陥らないための必読書50冊に、フロイト『人はなぜ戦争をするのか』の短い紹介文を寄稿しています。

 「人はなぜ戦争をするのか」という問いが、この国においても喫緊のものになりつつある昨今は、このフロイトの論考や「文化のなかの居心地悪さ」を再読する良い機会ではないかと考えています。どうぞよろしくお願い致します。

 なお、同号には斎藤環さんによる拙著『人はみな妄想する』の書評も掲載されています。


文學界2015年7月号
文學界2015年7月号


人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス (光文社古典新訳文庫)
人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス (光文社古典新訳文庫)

トークイベント「精神分析と当事者研究はどう接続するのか」開催のお知らせ

 来週6月10日(水)に、ジュンク堂書店池袋本店にてトークイベント「『人はみな妄想する』刊行記念 精神分析当事者研究はどう接続するのか」が開催されます。
 私と、『リハビリの夜』『発達障害当事者研究』など多数の著作がある小児科医・熊谷晋一郎さんとの対談です。発達障害などを題材に、ラカン精神分析当事者研究のあいだの実りある対話を試みたいと思います。
 ぜひお越しください。

http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=9108


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『人はみな妄想する』重版のお知らせ&修正箇所一覧

 拙著『人はみな妄想する――ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』ですが、おかげさまで好評をいただき、先日、重版いたしました。先週から、徐々に2刷が店頭に出回っているはずです。

人はみな妄想する -ジャック・ラカンと鑑別診断の思想-
人はみな妄想する -ジャック・ラカンと鑑別診断の思想-

 初版にみられた誤植などを訂正してあります。修正箇所一覧はこちらからご覧になれます
 引き続き、どうぞよろしくお願い致します。書店などでお見かけの際には、ぜひお手にとってみてください。

東京堂書店選書フェア&トークイベントのお知らせ

 神保町の東京堂書店さんで、4月27日(月)より『nyx(ニュクス)』『人はみな妄想する――ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』の刊行記念として、選書フェア「いま読まれるべきラカン」が開催されます。5月末までフェア展開中です。
 30冊弱、選書してコメントをつけました。ぜひ、東京堂書店さんへ足を運んでみてください。

(小林えみさん@堀之内出版ツイートより転載)


 また、5月15日(金)19時より、精神分析家の向井雅明氏と一緒に、「『nyx』『人はみな妄想する』刊行記念 いま読まれるべきラカン」というトークイベントを開催します。場所は、同じく東京堂書店さんです。こちらも、どうぞお越しください。
 詳細は、下記の要項を御覧ください。